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美容室のホームページのSEO対策はコンテンツSEOが最適

2017.08.24
LEDEAL通信

 

美容室のホームページでSEO対策を行って、ホットペッパーに頼らないWEB集客ができるようになりたい!そう考えている美容室の経営者の方は非常に多いのではないでしょうか。

 

しかし、現時点で「地域名+美容室」などといったキーワードでホットペッパービューティーに勝つのは不可能に近いのが現状です。

 

とはいえ、SEO対策の仕方によっては、ホットペッパービューティーに勝てるキーワードもあります。

 

ここではそのSEO対策の方法についてお伝えします。

 

 

美容室にオススメのSEO対策

 

まず、SEO対策には、被リンク対策(ブラックハット)とコンテンツSEO対策(ホワイトハット)の2つがあります。

 

ただ、被リンク対策に関しては、サイトがグーグルからペナルティーを与えられてしまい、そもそも上位にされない状態になる可能性もあるので、おすすめはできません。

 

もしこれら2つのSEO対策についてご存知でない方、知ってる気がすると感じている方は、お先に”オーナー様必見!美容室のSEO対策で知っておきたい3つの基礎”をお読みいただくことをお勧めいたします。

 

 

しっかりとしたSEO対策を行う場合、そもそもそれ相応の時間と費用の両方がかかりますので、専門的に人員を確保できる美容室でなければ、現実的に難しいかもしれません。

 

そのため、美容室で行うSEO対策はアシスタントさんでもパソコンを触れる方なら誰でも実践できるコンテンツSEOがおすすめです。

 

美容室で行うコンテンツSEO対策について

そもそもコンテンツSEOというのは、コンテンツマーケティングとSEO対策が混じり合ったものです。

 

具体的には、検索ユーザーの悩みや知りたいことを解消する役に立つ情報を常時配信してあげることにより、サイトの価値を高め、サイト内にある記事と関係性のあるキーワードで上位表示をしていく対策だと考えていただくと理解が早いかと思います。

 

コンテンツSEO

 

コンテンツマーケティングと言うのは、記事で行うマーケティング手法を指すのではなく、ブログ・コラム・動画などあらゆるメディアの中の適切なコンテンツを利用し、見込み客との関係性を構築し、最終的には利益につなげる行動や行為を表すことです。
参考ページ:コンテンツマーケティングとは何か?

 

またSEO対策は、一言で表すと検索エンジンで検索した際のキーワードで上位表示される様にする対策です。(検索エンジンの仕組みを理解し、検索エンジンが上位表示をしたくなる様に対策をすること)

ただこれには様々な手法があり、最近ではホワイトハットSEOとブラックハットSEOの二極化されているといっても過言ではありません。

詳しくは、”美容室のSEO対策で知っておきたい3つの基礎”でご説明しております。

 

 

コンテンツSEOで実際に入れるお役立ち情報の例と狙い

 

例えば、「カラーで失敗しない方法」と検索しているユーザーに対し、役に立つ情報は、そのままカラーで失敗しない方法を紹介することだと思います。

 

ただカラーで失敗しない方法とはいっても何点か検索背景と人物像が想像できます。

 

・市販のカラー剤でのカラーを失敗しない方法が知りたい(自分でしたい方)

・カラーの上手なサロンを知りたい(プロにお願いしたい方)

・アシスタントさんがカラーの技術情報を知りたい(技術の向上を目指す方)

 

この3つの検索背景とターゲットはいずれも伝える情報が違うのですが、同じ検索キーワードになる可能性があるものです。

 

ただし、コンテンツSEOとしては、どれだけ多くの人の役に立つ記事にするのか?と言うことを踏まえると、もちろん、すべての悩みに答えることができるのが望ましいので、3つとも具体的に詳しく教えてあげることが必要になります。

 

ただ、これらのターゲットが違うものを1記事にまとめてしまうと、ユーザーは私に対する情報は無さそうだと思って、離脱する可能性があるので、1記事づつ少しだけタイトルを変え、それぞれについてを詳しく説明することで、サイト全体をもって「カラーで失敗しない方法」について詳しく書かれているな!とグーグルの検索エンジンは受け取ってくれます。。

 

よって、様々な検索意図や背景を含んだキーワードの場合、時には記事を上手に分けて書く、そして知りたい!に対して応えてあげることで、このサイトは検索ユーザーの役に立つ良いサイトだ!!となり、上位表示をされる可能性が上がります。

 

コンテンツSEOの更に良い側面

3つの「カラーで失敗しない方法」の記事をサイト内に入れることで得られるのは、何も上位表示だけではありません。

例えば、、カラーが上手くなりたい!と考えている方の採用、市販のカラー剤よりもプロのカラーが良いとわかり、信頼があるので近くであれば通ってくれるようになる可能性、サイトには役立つ情報が載ってるなということで、定期的にサイトを見に来てくれるユーザーが増えます。

 

もちろん、狙い通りに行かない可能性もありますが、狙うターゲットにより様々な効果を持たせることが可能です。

 

SEOではないですが、インスタグラムでオルチャンヘアーの打ち出しを行い、多くの方に見られたことで新規集客月100人を達成したサロンもあります。

 

コンテンツSEO対策はユーザーに役立つ情報を届けることにより、狙うキーワードでの上位表示だけでなく、集客やブランディングといった様々な効果を狙うことができるSEO対策です。

具体的なコンテンツSEOの手順(3STEP)

ここからは簡単に具体的なコンテンツSEOの手順をご説明したいと思います。

 

1、あなたのサロンは、どんな技術が得意なのかをブラッシュアップして、得意なことを1つだけ選ぶ(カット・カラー・ヘアケアの技術や知識など)

2、1で選んだ得意なことについての悩みなどをリルとネット上から検索する。

3、その悩みを解決するべく内容を詳しく書く

 

あとは2〜3の繰り返しです。

 

それではここから少し細かく説明します。

 

1、ブラッシュアップをすること

1の得意な施術については、うちはなんでも得意!と言いたくなるかもしれませんが、他店と比べた時、また実際に来店されたお客様からのお声などから、差別化できそうなぐらいの強みを1つだけ選んでください。

 

各スタッフによって強みが分かれており、一人はカラーのスピードなら誰にも負けない!もう一人はヘアケアのことなら右に出る者はいない!と強みが分かれているのであれば2つでも大丈夫です。

 

とにかく、自慢できるぐらいの技術力・知識があるものを選んでください。ここの選択を間違うと、コンテンツSEO自体を続けるのが困難になってしまいます。

 

また一般のお客様に見て欲しいと思う場合は、技術のことよりも知識の提供ベースになるかと思います。

 

2、悩みなどをリアルとネットから調べる

まず、リアルは、実際に来店されているお客様から吸い上げられるお悩みのことです。

具体的にどんなことで悩んでいたことがあるのかなど、いつも以上に詳しくヒアリングをしていただくと今まで気づかなかったお悩みが見えてくるかもしれません。

 

またネット上で検索する場合は、調べるためのツールが3つあります。

 

Yahoo!知恵袋(悩み掲示板)

goodkeyword(検索キーワードがわかる)

Google Adwordsキーワードプランナー(検索キーワードの月間平均検索数がわかる)
※グーグルアカウント(無料)が必要。

 

これらのツールを使うことで、想像でこんな悩みがあるのかな?と思うことを視覚化できること、また解消してあげた方が良いことが明確になります。

 

◆Yahoo!知恵袋の使い方

Yahoo!知恵袋

 

まずYahoo!知恵袋にアクセスしていただくと、パソコンであればこのような画面が出てきます。

今、ここでは便宜上「髪の毛の悩み」と検索欄に打っていますが、あなたのサロンの強みとなるところと直結しそうな悩みを入れてみてください。

 

「髪の毛の悩み」の検索結果(Q&A)_-_Yahoo_知恵袋

 

そうすると、このような検索結果が表示されます。

これは髪の毛の悩みで検索した際の検索結果ですが、髪の毛の悩みについての様々な悩みが出てきています。

 

ぜひ強みに関する悩みをここで探してみてください。

 

 

◆goodkeywordの使い方

 

goodkeyword_-_Google_Bing_Yahoo関連キーワードツール

 

グッドキーワードは「髪の毛の悩み」で探す場合、「髪の毛 悩み」と入力します。キーワードはあくまでも単語と単語の組み合わせになります。

 

そうすると、「髪の毛 悩み 抜け毛」のようないかにも検索数のありそうなキーワードがいろいろと表示されますので、ぜひそのキーワードを引っ張り出し、関連しそうな悩みを掘り起こしてみてください。

 

 

◆Google Adwordsキーワードプランナーの使い方

キーワード_プランナー_-_Google_AdWords

 

キーワードプランナーは実際に検索されている数などを表示してくれるツールです。

 

グッドキーワードに入力したキーワードを入れていただき、「候補を取得」をクリックすると、関連キーワードも含めた、平均月間検索数を表示してくれます。

 

キーワード_プランナー_-_Google_AdWords

 

検索数の多いものをはそれだけ上位表示させるのが難しいキーワードです。
そのため、SEOの本格的な知識がなければ狙うことは難しいです。

 

狙うは10〜100のキーワードのものを狙うのが理想です。
このキーワードの狙い方は、検索ワードを書く記事のタイトルに入れ、そのキーワードの検索背景に関すること、悩みがベースになるかと思うので、いかに深く悩み解決をするのか?ということになります。

 

ある程度は、他のサイトにあるような情報ではなく、独自の言葉でしっかりと丁寧に伝えてあげることで、アクセス増加につながります。

 

3、悩みを解決するコンテンツを書く

ここはもっとも難しい部分です。

 

しかし、書かなければコンテンツSEO対策は出来ません。

 

一つのキーワードに対して、解消してあげた方が良い悩み、かなり細かな部分を一度リストアップしてください。

 

そしてそのリストアップしたものを、魅力的に見えるような順番にしていただくなどの工夫をします。

 

もちろん、独自の画像も撮り、全く知識のない方でもわかるように説明をすることで、ユーザーへの説得力や信頼度が増します。

またこれにより、ホームぺージの価値が上がり、上位表示をしやすくなる傾向にあります。

 

明確な書き方はありますが、最近マニュアル化されてきていることから、それぞれの記事にオリジナリティーが減少傾向にあります。

 

このオリジナリティーというのが大切なので、ぜひご自身の作り方書き方を持って、ユーザーのためになるようなお役立ちの記事を2000文字以上を意識して書いていただければと思います。

 

 

 

美容室で最適なコンテンツSEO対策のまとめ

 

単純な「地域名+美容室」といった検索順位は、ほとんどの場合ホットペッパービューティーに勝つことはできませんが、それでも美容室のホームページを見てもらえる数を増やすことは少なくともできます。

 

そのためには、コンテンツSEO対策で様々なユーザーの悩みを解消してあげ、サイトの評価をあげること、様々なキーワード、様々なユーザーに見てもらうようになってきます。

 

またお役立ち情報にファンがつくことによって、新規のお客様の集客や採用にも機能的に働くようになる可能性も無いとは言い切れません。

 

サイトがいろんな方に見られるのは、何かしらで良い効果を見込めるので、ぜひお試しください。

 

ただし、しっかりと週1回でも濃い内容のお役立ち情報の更新を続けていくことで、少なくとも何かしらのアクションはでてきます。

 

コンテンツSEO対策は一朝一夕ではどうにもなりません。根気が必要な対策です。1〜3年は効果がでないことが多々あります。

 

ただ長年、カラーのコツなどを更新してきて、かなりのアクセスを稼いでいるブログも多数あります。

 

初期投資の掛からないものなので、ブログを毎日書いておられるサロン様はユーザーのお悩みを解消できるお役立ち情報の更新などに移行してみてはいかがでしょうか?

 

ご参考にしていただけると幸いです。

 

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