苦しみ切って笑みに - 大阪・神戸など関西一円の美容ディーラー・美容材料卸販売

昨日28日の、朝日新聞の夕刊に

東日本震災で、妊娠９カ月の奥様を失った

美容師の片桐浩一さんの記事が載っていました

妻と子供を津波で無くし、妻子を守れなかった自分に

１週間眠れぬ夜を過ごしたようでございます・・・

しかし、奥様の火葬も終わり・・・

永い避難所生活で、お風呂も入れてない人たちを見て

自分の手で、せめて素敵な髪形にできればと

避難所でボランティアカットを始めたそうでございます

３時間で１７人の人が訪れ

カット中の会話で

「生きていて良かったのかな、悪かったのかな～」と女性が話すと

片桐さんは、

「生きていて良かったと思えるようにしないとね～」

とお話をしてあげた様で・・・

ほんま、美容師さんは凄い職業です

自分の今の境遇で、この話を出来るのは

並大抵やないと思うのでございます

お医者様は、マイナスのモノをゼロにする事は出来ますが

美容師さんは、マイナスのモノをプラスにする力があるんですな

阪神淡路大震災の時もそうでしたが

ヘアースタイルが、お客様に元気や希望を与える事を

改めて確信出来た・・・

今日このごろでございます