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雇用の非常識を変える
ご無沙汰の投稿で申し訳ないのでございますが・・・
つい先日、女性モード社様からの取材を受ける際に
私が美容業界に入ってからの事を立ち止まって考える
いい機会があったのでございます
様々な職業には、それぞれある程度決まった
財務をベースとしたビジネスモデルが
あるのでございます
製造業は付加価値の高いビジネスでございますが
それなりのリスクもあるわけでございますな~
2024年問題で揺れ動く運輸業は
今まで、長時間労働と高収入で雇用を集めるという
ビジネスモデルが定番やったのでございます
一方で美容業はと申しますと、ちょっと昔は
長時間労働・低収入ではございましたが・・・
その代償として、ハイレベルな技術を習得でき
約10年キャリアを積むことで
多くの男性美容師は、独立開業というチャンスを頂き
女性美容師さんは、結婚出産しても安心して働ける
という何となくのビジネスモデルがあったのでございます
これが昨今の「働き方改革」でこのビジネスモデルが
根底から崩れたのでございますな~
あげくに週休2日と最低賃金の向上!
客単価が向上していないデフレ基調の美容業界は
今後のスタッフ雇用は、難易度が高まるばかりでございます
立ち止まって考えると、
根底から崩れたビジネスモデルなら
新たに構築せざるを得ないのでございますな~!
学生新卒の初任給は20万で年収240万が相当なのか?
約2年のスタイリストデビューは技術の習得として正しい選択なのか?
教育カリキュラムの最終ゴールはいったい何なのか?
過激なインセンティブ報酬で、本当にお客様の満足は得れるのか?
美容業に賞与〇か月分という概念は必要ないのか?
スタッフ平均所得400万にするにはどうすればよいのか?
人生100年と言われる時代の顧客サポートをどう考えるのか?
すべては1スタッフ当たりの損益分岐点把握など
まずは働く美容師さんが、豊かにならないと
この議論は始まらないのでございますな~
何度も申しますが、財務(あり金)をベースとした
緻密なスタッフのキャリアビジョン構想が必要となる時代が
すぐそこに迫ってきている予感がする・・・
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