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新時代の集客方法と収益UPを確立!アイブローでサロンの新しい可能性を見出したスタイリスト
「もっとアイブローのメニューで、お客様をキレイにするサポートができる美容師でいたい」
by TOSHI
今回、大阪・心斎橋のshower様でアイブローリストとして活躍されているTOSHI様にお話を伺いました。
TOSHI様は、スタイリストとして活躍しながら、アイブローリストとして美容室の新しい可能性を見出している注目のスタイリストです。
新たな可能性に挑戦したい皆様のお役に立てる情報となれば幸いです。
今回取材をさせていただいたTOSHI様のいるサロン情報
■サロン名
shower(HAIR & MAKE UP)
■取材をさせていただいたスタイリスト様
ART DIRECTOR / STYLIST / HAIR&MAKE UP / EYEBROWLIST
TOSHI 様
■所在地
大阪市中央区東心斎橋1-19-15
UNAGIDANI-BLOCK 4F&5F
■サロンURL
http://www.hairmake-shower.co.jp/
アシスタント時代にアイブローで月間指名100名という偉業を達成されたTOSHIさん。なぜそこまで多くのお客様に支持をいただけたのか
その当時、サロンにアイブローのメニューはあったのですが、大々的には打ち出していませんでした。
それでもアイブローのメニューをしていただいているお客様がおられたので、『アイブローリスト』という眉専門のスペシャリストを作ろう!ということになり、「 アイブローリストが貴方に似合う眉を作る 」などのキャンペーンを組んで、打ち出しをするようになったんです。
そして、当時はアシスタントだったので、たくさんのお客様と接するチャンスが多かったのでたくさん宣伝することができました。
僕がアイブローの施術をしている姿を見た隣のお客様にも「私もやってほしい!」というお声を多く頂けるようになりました。その後、紹介もたくさん頂けるようになって、徐々にアイブローのメニューが広まって行きました。
アシスタントだけれど、眉に関しては一人前のプロという認識を作ることで、結果としてデビュー半年間という短期間で月間指名100名を頂くことができました。
アイブローリストというポジションは、眉カット以外にどんなことをされているのか?
サロン内ではアイブローリスト以外にも、スタイリストとしてお客様にカットやセットも行っています。撮影をする際にはメイクも行ったりしています。
アイブローリストとして活動していることで、いろんなお客様の眉に触れる機会も多いので、印象を良くするメイクのアドバイスをさせていただくこともあります。
また、指名をいただくお客様の約6割の方はアイブローも一緒に施術させていただいております。
指名されるお客様はどんな方が多いのか?
アイブローを指名される方全般に言えるのは、美意識の高い方ですね。
当サロンの特徴として、俳優の卵の方やモデルの方なども多くご来店されます。もちろん、一般の方や男性も多く通われています。
やはり全体的には美意識の高い方が多い気がします。
また、実際に指名をいただくお客様の中には、コミュニケーションを取りたいといった目的のある方もおられ、眉だけでご来店いただく方もいます。アイブロー施術の10分〜15分ほどの間に眠ってしまうくらいリラックスしていただける方もおられます(笑)
それでもリラックスしていただけているのは、信頼していただけている証拠なのかな?と考えると嬉しくなりますね。
そもそもTOSHIさんがアイブローをしようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。
先ほどもお話ししましたが、お店でアイブローリストというポジションを作ろうとしたタイミングに居合わせたのがきっかけでした。
当時は、まだアシスタントだったからこそ”活躍できる場”が欲しかったんです!
そこで、立候補をしてアイブローリストになりました。
もちろん、アシスタントだったのでお金を稼ぎたいという思いも少なからずありました(笑)
アシスタントでアイブローをするというのは思い切ったことだと感じますが、どのようにアイブローを練習したのでしょうか?
オーナーにしっかり教えていただけたという環境は大きかったです。
ただ、教えていただいたことを実践するためにモデルの数をこなす必要があったので、約200名以上モデルになってもらい、ご協力をいただいてレッスンさせていただきました。
友人やスタッフ、SNSを使ってアイブローモデルのトピックを作ったりしていました。
モデルを集める方法も苦労しましたが、いろいろ工夫して『骨格、黄金比率などを考えて、自分に似合う眉に施術できるプロが指導にあたるのでご安心ください』と声をかけていくとモデルになってくれる方が一気に増えました。
そして、メンズ5人レディース10人を対象に、‟ 施術技術・カウンセリング・接客・次回提案”などのテストがあり、合格をいただいて晴れてデビューすることが出来ました。
非常に多くの方でレッスンを行ったと思いますが、人にあった眉にするのはそう簡単にできることではないと思います。つまづいたところなどはなかったのでしょうか?
もちろん、最初から上手にできたわけではないんです。レッスンを始めたころはサロンスタッフからアイブローに向いていないと言われていました(笑)
やっぱり男性ということもあって、自分自身のメイクをすることがないので、眉を左右対称に描くなどができなかったですし、アイブローリストというのはサロン内でも前例がなかったのでどうすればお客様に指名をいただけるのか?という迷いもありました。
何より失敗したらどうしようという恐怖もあったと思います。
どのように克服したのか?
まず、雑誌を見ていろんな眉の形やタイプの情報を集めて、たくさんレッスンをしました。
また、アシスタントだったことが功を奏して、お客様に「アイブローリストです」と数多くアプローチをすることができたのでたくさん実践することができました。
あとは、何よりも他のスタッフに負けないよう、レッスンをしたことです!1日にほぼ3〜4人はモデルレッスンをしていました。
実際、この時にモデルになってもらった方が、のちに僕のお客様になってくれました。
なかには眉だけで遠方からご来店いただくお客様もいらっしゃいます。
※実際に店内で活用しているメニューPOP
アイブローのセンスをどのように磨いたのか?
女性の綺麗だと思う眉をたくさん見ましたね。
似合う眉を見つけるヒントを得るために雑誌を見ることが多いですし、舞台を見に行くことも多かったです。
特に舞台は役柄に合わせてメイクも様々で、眉の印象も大きいのでとても参考にしていました。
撮影をすると眉の印象がはっきりわかるので、とても勉強になっています。
アイブローをする際、どんなことを意識して施術しているのか?
眉毛ってすぐに生えてくるので「いかにお客様が簡単に家で手入れできるか」「今ある眉をどう生かすのか?」などを考えて、その人らしい眉になるように意識をして施術をしています。
お客様のなりたいと思うイメージに近づけてあげるということを特に意識しています。
具体例をあげるとすると
・きつく見える方は優しい印象に見えるような眉にする
・たれ眉の方の場合は、悲しい印象に見えないようにする
・薄い眉の方の場合は、濃く見えるようにする
というお客様の眉の特徴を生かして施術をしています。
また「自分に似合った眉を知りたい!」と言う人には、その方がまだ気付いていない眉の特徴を踏まえて提案してあげることで、なりたいイメージに合わせて魅力を最大限引き出せるように意識しています。
※アイブローの技術セミナーにて指導も行っている
アイブローでもっともTOSHIさんが得意なのはどんなことか?
アイブロー技術の中では、形を整えることはそこまで難しいことではないんです。しかし ‟ まびき ”という毛量を調整することはものすごく難しい技術なんです。
やはり美容師なので、美容師らしいハサミの技術を生かして武器にしています。
あとは顔の表情や筋肉バランスなどをつかむ分析力も、たくさんの経験から負けない自信が有ります。
アイブローで指名をたくさん取られているTOSHIさんの次の目標は?
アイブローは新時代の集客方法であり、そして新たな収益を生み出すことが可能だと感じています。
それだけでなく、既存のお客様からの単価アップメニューとしての可能性も十分に秘めていると思います。
だからこそ、もっとアイブローのメニューを広げたいと考えています。
また、指名をいただくお客様の中には各分野でプロフェッショナルの方も多いので、その人たちの夢をサポートできる美容師でいたいと考えています。
アイブローのスペシャリストを目指す方へのメッセージ
アイブローは小さなメニューですが、増えていけば集客面・収益面で大きな可能性を秘めています!だから、はじめはできなくても、出来るようになるまでやりきってほしいと思います!!
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