「総勢500名が熱狂！VIEW一星氏が語る"美容師人生の再出発"—10年後の美容の未来を本気で考えた1日」 MIRARERU project 2025 イベントレポート Vol.1 - 大阪・神戸など関西一円の美容ディーラー・美容材料卸販売

2025年11月10日、梅田サウスホールで開催された「人生に寄り添う美容を本気で考える日」が、無事に幕を閉じました。関係者含め500名以上の方にご来場いただき、心より感謝申し上げます。

来場者アンケートでは98.5％の方がイベントに満足と回答していただき、昨年を上回る満足度となりました。大変うれしく思っております。

今回で9回目となる「MIRARERU project」。

今年のテーマは 「10年後の美容の未来を考える」。

人口減少、高齢化、AI進化、インバウンド、多様な働き方。

美容業界を取り巻く環境が大きく変わろうとしている今だからこそ、あらためて問いたいことがあります。

AI時代における美容サロンの在り方、更年期ケアと美容の融合、ママ美容師の働き方改革、大阪・関西万博で注目を集めた”未来の美容室”など、10年後を見据えた様々な視点のプログラムをお届けしました。

経営やキャリア、最新技術を学びながら、美容師・ディーラー・メーカー・美容学生が視点を共有するこの場で、新たな発見と未来を切り開くヒントをお持ち帰りいただけたのではないでしょうか。

「10年後の未来」を考えることで、美容師としての喜びを再認識する。

そんなワクワクする1日を、共に過ごせたことに感謝しています。

今回は、本年実施したイベントの一部をご紹介させていただきます。

一度は美容師を辞めた一星さんが語る、再出発の物語

イベント冒頭では、VIEW代表の一星さんを招き、株式会社リーディアル代表の橋本健治との対談を開催しました。

実は、一星さんは一度美容師を辞めた経験があります。

美容学校を卒業後、東京での就職が叶わず、大阪のサロンに就職。

しかし、「理想が先走っていた」という一星さんは、不満を抱え、3年弱で美容師の道を諦めます。

その後、他業界で働き始めましたが、縁あって美容ディーラーである梅田美容商事株式会社（株式会社リーディアルの前身）の面接へ。

その面接を担当したのが、隣に座る橋本でした。

橋本は、一星さんを見て「目がキラキラしている」と感じ、こう言葉をかけました。

「本当に美容師が好きなんでしょ。それならもう一回チャレンジしてみませんか」

この言葉に背中を押され、一星さんは再び美容師を目指すことを決意。

その後、月1,000万円を売り上げる人気スタイリストへと上り詰めていくことになります。

「1日1日の積み重ねが、明日を創っていく」

今回のテーマは「10年後の美容の未来」。一星さんは自身の経験も踏まえ、こう語ります。

「今苦労をしている人や悩んでいる人は、もしかしたら未来の不安や焦りとか、誰かと比較してとか、未来を見過ぎなのかもしれない」

人は、あまり先を見過ぎると、成功したい、お金がほしいと焦ってしまうもの。一星さんも日本一という願望はあったものの、その正反対で、「毎日の積み重ねが未来につながる」と思っていたといいます。

「一日一日、自分という人間をちゃんと見張って、全力で生き抜くこと。それが、明日、明後日、10年後に繋がっていくと心底思っています」

この言葉は多くの美容師様の心に響いたのではないでしょうか。

橋本も、「めざすものと教育が紐づくこと」「生産性を上げるために、なにを一つひとつ勉強していくか」「最終的には人柄と技術」という話題に言及。最後に、こう締めくくりました。

「今日は、皆さんが美容師さんになったとき、お店をオープンして最初のお客様をお迎えしたとき、そのときの気持ちに立ち返っていただく一日になれば」

「可能性は、誰にでもある」

一星さんの物語は、会場にいた多くの美容師や美容学生の心に深く響きました。

挫折を経験しても、再び立ち上がることができる。
日々の積み重ねが、いつか大きな成果につながる。
そして何より、可能性は誰にでもある。

この対談を通じて、参加者の多くが「もう一度頑張ろう」「自分にもできるかもしれない」と勇気をもらったのではないでしょうか。

AI、VR、スマートミラー…未来を体感できる体験ブース

今回のイベントでは、美容業界の未来を切り開く「AI」「VR」「フェムテック」「メンズコスメ」など、最新技術やトレンドが一堂に会しました。来場者の皆さまには、新しい情報を得るだけでなく、実際に触れて体験することで、これからのサロン運営やお客様への寄り添い方を考える貴重な機会となったのではないでしょうか。

昨年よりもブース数が増え、さらに充実した内容でお届けした本イベント。ご来場いただいた美容師の皆さまには、新しい発見やサロンメニューのヒントをお持ち帰りいただけたことと思います。

また、イベントを支えてくださったご協賛メーカーの皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。

ありがとうございました。

来場者を魅了した最新技術と体験ブース

最先端技術と商材の展示

会場には、美容業界の未来を感じさせる数々の商材やサービスが登場しました。

• AIを活用したスマートミラー：カウンセリング時間を短縮しながら高精度のアドバイスを提供。お客様一人ひとりに最適なケアを提案します。
• VR教育：次世代の美容師教育ツールとして注目を集めました。実際にVRゴーグルを装着して体験できるブースは、終日行列が途絶えませんでした。
• AI肌診断機器：肌の状態を詳細に分析し、お客様に合わせた提案ができるツールです。
• フェムテックを取り入れたボディケアアイテムや、近年注目を集めるメンズコスメ、最新頭皮ケア機器など、時代に即したアイテムが勢ぞろいしました。

体験型コーナーの大盛況

「パーソナルカラー診断」「近未来カウンセリングミラーの活用」「シザーやセニングの試し切り」「理学療法士による体メンテナンス」など、体験型コーナーも大人気。どのブースも試したいと希望する来場者で賑わいを見せ、最新技術の魅力を肌で感じる場となりました。

また、大阪・関西万博ヘルスケアパビリオンに出展した「美容室はまちの保健室®️」ブースも特別再現され、「涙を検体としたがん検査キット」の紹介や、第3の聴覚経路「軟骨伝導」を利用したイヤホン体験などが注目を集めました。

カラーチューブのリサイクル、ラオスブースも大盛況

イベントには、最新技術だけでなく、美容を通じた社会貢献の取り組みも紹介されました。昨年に続き設置された「SDGsコーナー」では、カラーチューブの回収プロジェクトや「ラオスビューティープロジェクト」が注目を集めました。

弊社が2014年から実施しているカラーチューブ回収プロジェクトでは、11年間で総計43.5トン（43,532kg）、総額217,677円を達成。捨てられるはずのヘアカラー容器が、浄水剤やワクチンとして途上国の子供たちの支援に活用されています。

ラオスのブースでは、過去の写真や動画を並べて実際の活動内容を紹介させていただきました。

このプロジェクトをキッカケにラオスで美容師をすることになった藤田氏の密着動画も公開。

今までの積み重ねを振り返る場となりました。

美容の可能性は、こんなにも広がっている

美容の可能性は、単なる美しさの追求に留まらず、最新技術で日常を便利にし、持続可能な社会を築く力を秘めています。

このイベントを通じて得た新しい視点が、明日からのサロンワークに活かされることを願っています。

Vol.2では、ママ美容師の本音トークと一星さんの技術セミナーをご紹介！

次回Vol.2では、ママ美容師とオーナーの本音クロストークや、一星さんによる「削りショート」技術セミナー、そして「美容室はまちの保健室®️」のスペシャルトークなど、より専門的で実践的なコンテンツをご紹介します。

小ホールのセミナーやその他コンテンツについては、Vol.2にてご紹介させていただきます！

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