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LEDEAL的分析!知れば欲しくなるヌースフィット「FMCBパーマ剤」vol.1

2016.12.15
LEDEAL通信

噂のFMCB理論とは? Vol.1 FMCBパーマ編

 

 

ヌースフィット

 

LEDEALグループで、一部取り扱いをしている美容メーカー「ヌースフィット」

皆さまご存じですか?雑誌「マルセル」などでも、何度か特集が組まれ紹介されています。

 

他とは少し違った特徴があるメーカー様なので、弊社の営業マンも理解するまで少々時間がかかってしまう者がいるのも現状。しかし、ちゃんと理解できると、とてもご紹介したくなってしまう商品。なのです。

そこで今回、ディーラー目線で「FMCBパーマ」について、紹介していこうと思います。

弊社で取り扱う商品をシリーズに渡りご紹介して参ります。どうぞご覧ください。

 

「ヌースフィット」酸性パーマについて

 

メーカー様のパンフレットにはこうあります。

「まったく新しいパーマ理論 FMCB「ずらし」と「膨らまし」のハイブリット効果で・・・(続く)」とあります。

 

簡単に言うと、パーマ剤です。

少し詳しく言うと ” 酸性タイプでダメージが少ないのに、しっかりあてられるパーマ剤です ”

ここです!!! 酸性パーマというと、”ダメージは少ないけどあたりが弱いよね~”っと思った方いませんか?従来そのようなイメージがありますよね。

そうなんです!しかし!ヌースフィットの商品はよくある、普通の酸性パーマとは一味違うんです。

だから、LEDEAL営業マンは驚きました。

 

 

”めちゃあたります。”(営業マンの声)

”健康毛でもけっこうパーマあてれちゃいます”(営業マンの声)

”なんでや?”(営業マンの声)

 

 

 

という事で、その理由を説明していきます。(ディーラー的視線で)

 

「FMCB」とは?

 

「FMCB」 こちらは、すべて頭文字を並べたものです。

ここから少しケミカルなお話しになっていきますよ。

 

まずは「F」と「M」

これは、髪の中の 「 F=フィブリル 」 「 M=マトリックス」 です。

フィブリルは、「疎水性」(メーカー様的に言うと「ずらし」) マトリックスは、「親水性」 (メーカー様的に言うと「ふくらまし」)です。

 

知っている方を前提に、簡単に説明していきます。この2つ(FとM)は、髪の毛のキューティクル領域の内部ある、コルテクスという領域の中にあります。パーマをする際、還元剤によってこのFとMの部分に働きかけ、シスチン結合を切る必要があります。

 

普通のアルカリパーマ剤(TG・CYS・システアミンなど)は、ほとんどが「M=マトリックス」の部分にしか効かないので、マトリックス部分のシスチン結合しか切ることができません。そうなるとアルカリの力をたくさん使って結合を切っていくことになります。

それは、どういうことか見ていきます。パーマのダメージは、還元剤が髪の毛にダメージを与えると思われがちですが、このアルカリがキューティクルを膨潤(開ける)させたり、加わったりすることにより、還元剤が過剰反応を起こしてしまうことによって、ダメージにつながるとも言われています。

 

そちらを理解した上で、ヌースフィットのFMCBシリーズの良さを説明して参ります。

ヌースフィットのFMCBパーア剤は「F=フィブリル」にも「M=マトリックス」にも効くので、両方のシスチン結合をバランスよく切っていくことができるのです。

 

例えば、今までのパーマはアルカリの力を使ってマトリックス部分の結合を40切っていたとすると、この薬剤は、PH6.5~7の領域でフィブリル部分の結合を20、マトリックス部分の結合を20切るといったイメージです。ですのでダメージの軽減に繋がるのです。

 

 

これで、「ダメージを軽減しながら、パーマもしっかりあてられる」理論をご理解いただけましたでしょうか?

 

 

では、商品についてみていきます。

 

薬剤について

 

fmcbパーマ剤 fmcb2

 

FMCBパーマ剤は、1液・2液・処理剤の3つを使います。

 

【1液について】

1液は、FとMの2種類があります。MIXして利用するところがPOINTです!

基本は、F:Mを1:2で混ぜて利用します。

ハードダメージの方は F:Mを1:1で利用するとよいでしょう。

 

この2パターンでほぼ使い分けができます。

 

Fの中身は、 還元剤・・・「スピエラ」、PH・・・「3」

Mの中身は、 還元剤・・・「システアミンとチオ」、PH・・・「8」

 

Mはそう。。。 「アルカリ」です。単品で使えば普通のシステアミンのパーマ液と同じです。ですので、ヌースフィットのポイントはFとMを混ぜることからはじまります!

 

PHを見ていきます。ヌースフィットのFとMを混ぜると、PH6.5~7になります。そうなることで酸性領域になりました。

髪の等電点は??? PH4.5~5.5ですね。キューティクルへの影響は若干でてきます。

なかなか「ノンダメージ」までは言い切れませんが、普通のアルカリパーマと比べると、圧倒的にダメージが少なく、手触りも抜群!!!ということです。

 

念のため注釈を加えておくと、ブリーチなどでひどくダメージを受けた髪の毛にはやはりオススメはできません。

 

残り2つは、簡潔にまいります。

 

【2液について】

2液の商品名は「bR2液」ブロム酸です。

放置時間は15分です。

 

【処理剤について】

商品名は「Bジェル」処理剤です。

ここでやっと、商品名の説明「FMC」の「」の部分が出てきました。

「B」はブリッジ(架橋)です。髪表面に効果を与えるタイプで、ツヤと手触りを上げてくれます。

 

パーマ剤として利用するものはこの3点。

これだけ!!!

 

FMCBパーマ編で利用したものは、基本FとMと2液だけ!

場合によって、+処理剤のBジェルを使う。

通常のパーマとの使い方の違いは、1液を最初にミックスするくらい。

ほぼ同じだという事がご理解頂けたかと思います。

 

 

「ヌースフィットは、何かややこしそう」と思われていた方!簡単なんですよ。そして、美容師さんの現場を助けてくれる商品だと思いませんか?!

 

 

終盤に差し掛かってきましたが、「FMCB」の説明で「C」がまだ出てきていません。

決して、忘れている訳ではありませんよ。「C」は今回のウェーブパーマ編では出てきません。ストレートパーマ編で説明してまいります。

 

ケミカル好きな方のためにまとめると、

「ヌースフィットは、フィブリルにも効かせれるパーマ液」

 

 

試してみたいと気になった方は、LEDEALグループ担当営業まで、お気軽にお問合せください。

 

次回は、ストレート編です。お楽しみに!

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